大阪にて、修理（補修）などの畳に関する業務を行う職人さんのロゴマークのデザインを制作させて頂きました。
「畳」や「職人」と言うと、一般的に「頑固」「怖そう」「年配」「高そう」などのような印象が強いらしく、ロゴマークを作成する事でそういったイメージを払拭したいとの事でした。

●デザインのモチーフ
ロゴデザインのモチーフは、ズバリ業種を象徴する「畳」と、イニシャルです。四角形（長方形）の集まりで畳をシンプルに表現し、四角形同士の繋ぎ目部分（濃い緑の箇所）がよく見るとイニシャルのTになっています。

●デザインのポイント
「職人」のロゴとなると、伝統的で重厚感のあるデザインをイメージしますが、今回はクライアントとなる消費者の方たちにとって身近な存在である事をアピールしたい思いがあったため、細い線で描いたモダンでシンプルな印象のロゴデザインに致しました。信頼感もありながら、明るいトーンと爽やかなイメージによって親しみやすさ、安心感を感じるロゴとなっています。

●名刺のデザインも制作
ロゴデザインの制作に引き続き、名刺のデザインも担当させて頂きました。

このロゴデザインは、入っているだけで充分に存在感があり温かみのあるイメージを感じさせるため、名刺のデザイン自体はごくシンプルなものにし、風格と信頼感を出しています。裏面にはロゴカラーの二色の緑を用いたストライプを全体に入れる事で畳をイメージしたデザインにし、実物となった時のインパクトとユニークさを出しました。