大阪でシステムエンジニアリングやシステム開発などを行う会社のロゴデザインを制作しました。

●シンボルマークについて

シンボルマークは、社名イニシャルのCをモチーフとして制作しています。
二つのCが向き合うようなイメージ、また繋がり合うようなイメージによって、コラボレーション/協業を表しました。人とITが掛け合わさる事により生まれる力を象徴しています。
しっかりと手と手を取り合うようなシーンを図形化しており、お客様との信頼や向き合うことを表現しています。
ラインのみで描き、シンプルなデザインに。ITらしいスマートさや先進性もありながら、角を一部丸くすることで親しみやすさや安心感も取り入れていました。

マークの造形については初回の提案デザインでそのまま決めてくださり、あとは色やその組み合わせを比較したいとの事で、カラーのバリエーションを提出してご覧頂きご検討頂きました。

●ロゴタイプについて

このロゴではマークのみを制作し、社名を記した文字列については既成のフォントを組み合わせています。ただし、既成のフォントとは言え適当に組み合わせるのではなく、マークや出したいイメージに適したものを選択しています。
しっかりとした太さのある書体で、視認性や可読性があり、マークに対し主張しない書体を使用しました。

シンプルな造形のため、一色や白抜きでも使用する事ができます。
複雑な加工や複雑な造形のデザインは「プロらしさ」「プロに作ってもらった感」は出るかも知れませんが、ソフトの機能やハードのスペックが向上した昨今ではさほど作るのが難しいものではありません。造形や構成の複雑さは、実際に使用する際に「使いにくさ」「汎用性の低さ」「印刷時などのトラブルの可能性の高さ」に繋がります。
シンプルな造形に独自性やその企業らしさを込めクオリティの高いロゴデザインを制作し、普遍性と機能性、汎用性の高いものにしています。