No.082_大阪の運送業のロゴデザインを作成致しました。

大阪・和泉市の運送業者様のロゴデザインを制作させて頂きました。

和泉市という事で、かなりの近所のお客様です。車で15〜20分ほどの距離という事もあり、打ち合わせには毎回直接お客様の事務所へ伺いました。アットホームな雰囲気で会社を経営されており、ご担当者様だけでなくそのご家族の皆様も(時には一緒にテレビを見たりしながら)温かく対応して下さいました。

作成したロゴデザインについては、運送業らしくスピード感やシャープさのあるイメージとなりました。

イニシャルのMをモチーフに、流れるようなラインと直線を組み合わせてスタイリッシュな印象にしています。乗り物のロゴに多い、光沢感と立体感のある表現のロゴにして「カッコいい」イメージに致しました。このようなタイプのデザインは、一つ一つのパーツを丁寧に描き、光の当たり具合や角度などをしっかり考えながら作ることで精度の高いロゴとなります。描写としては細やかですが、形はシンプルな構成のため、モノトーンでも使用出来るデザインとして計算して制作しています。

Mの背景にあるゴールドのラインについては、「せり上がるような、伸びていくようなイメージが欲しい」とのご希望もあり、上方向へ向かい上がっていくデザインに致しました。

英文社名(ロゴタイプ)は、基本的にイニシャルのMマークと同化していますが、単体でも使用出来るようになっています。

こちらも運送業らしい、スピード感溢れるシャープな書体デザインに致しました。

日本語社名(和文ロゴタイプ)については、マークとは組み合わせず独立して使用するという前提で制作しています。

日本語社名に関しては社名をしっかりとアピールしたいため、視認性や可読性を重視しシンプルなデザインとなっています。シンボルマークや英文書体が尖ったイメージですので、和文については多少の丸みをもたせて安心感もあるように致しました。

最初のヒアリング時、ロゴを完成した後にどんな媒体に使う予定か等も確認しています。そのため、実際にロゴを使用した場合のイメージをより具体的にするべく、各アイテムに落とし込んだ参考図を取り入れて提案致しました。下図は初回案です。通常の名刺や封筒イメージだけでなく、トラックの車体に貼り付けた場合やユニフォームに使用した場合の図をつけました。

媒体イメージ図については実はもっとカッコ良く見せる事も出来るのですが、これはあくまで実際の使用時にどのような雰囲気かというのをなるべくリアルに感じ取って頂くためのものであるため、ホタルロゴではいわゆるモック画像を実物以上にカッコ良く作る事にはあまり力を入れておりません。

初回案では上図の通り、イニシャルの形が完成形よりもわかりにくいデザインでした。ヒアリング時に「Mをそのまま使うのは好ましくない」というご意見を伺っていたためですが、充分デザイン性が高いとご判断頂き、この後の修正にてMの形をシンプルに致しました。

Mの背景のゴールドのラインについても、バリエーションが見たいと希望があったため修正の段階で数パターン制作して提示致しました。ここでは無理に全てに右肩上がりは取り入れておらず、幅広く見てご検討頂いています。

デザイン決定後、細部を調整し精度を高め納品致しました。

少し前述致しましたが、ロゴデザインの作成と同時に名刺デザインと封筒デザイン(最終的には印刷も)も作成させて頂きました。

トラックをイメージしたグラフィックを右下に入れ、少しグラフィカルで個性的なデザインとなっています。

名刺の裏面には事業内容を象徴するアイコンを作成して取り入れました。

チラシなどでもそうですが、言葉だけでなく絵(ヴィジュアル)にして表現したものを付け加える事で視覚的な効果が高まります。上図のアイコンも、あり素材ではなく一つ一つ悩みながら制作致しました。

 

 

 

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