No.109_大阪で販売される、カフェ自家製プリンの親しみやすいロゴデザインを制作致しました。
親しみやすい/ポップ, 筆文字, ショップ/クリニック, 和風のロゴ実績/2017.12.06
大阪・和泉市のカフェで作られている、自家製プリンのロゴデザインです。
素材へのこだわりによる上質さと、温かみや可愛らしいイメージを出すことを目指してデザインを作成しました。
カフェでの持ち帰り用だけでなく、道の駅などでも販売するため、フタを締める帯ラベルシール用としてデザインしています。
筆文字調の手書きロゴですが、柔らかで優しい印象になるように注意して制作しています。
プリンの柔らかな甘みや手作りの温かみと素朴さを伝えるため、派手な装飾を加えるのではなく、
シンプルな構成にして可愛くも品のいいロゴに致しました。
特に卵と牛乳が質の良いものを使用している事もあり、卵のイラストを手書きタッチで描き
素材のこだわりを視覚的にわかりやすく表現しています。
装飾が派手になると華やかにはなるのですが、いろいろな物が入っているような印象や、
コンビニなどで売っている工場生産品のような印象を感じさせてしまうのではと考えました。
昨今は量産品のクオリティも昔より遥かに向上しそのようなものも品質が著しく劣っているわけではないと思いますが、
今回は無駄なもののない素朴さや自然な美味しさ、ご近所に伺った時に手作りのお菓子を出して頂いた時のような温かみを出せればと思い制作しています。
帯ラベルとしての使用時にはフタ上部では縦長になるため、縦書きタイプのデザインも制作しました。
書体については後期まで下記の2パターンで悩みました。
基本的な文字のフォルムについてはどちらも近しいデザインですが、落ち着いた印象(左)にするか、より可愛い印象(右)にするか…
今回は、丁寧に作ったイメージや質(素材)の良さを感じるデザインとして左を採用頂きました。
下は帯ラベルシールとしての完成イメージです。
何らかの特定の媒体にて使用する事が決まっている、またはそれがほとんどメインになるようなケースでは、
その媒体の比率などを考慮して制作を進める必要があります。
今回も、実際のプリンのケースに対してどのくらいの大きさのシールにするのか、フタの先端の位置や盛り上がりなどを考慮しながら
実際に貼り付けた時にバランスよく収まるように制作しました。
(シールのデザイン自体については後日コラムページで書きたいと思います)。