大阪にて企業へのコンサルティング業務を行う会社のロゴデザインです。

●シンボルマークについて

会社のシンボルについては、品よくシンプルなイメージで制作しています。
社名は、フランス語の「愛（Amore）」が込められています。コンサルを行うクライアントに対し、愛を込めて接する、愛のあるコンサルを行う…そのようなネーミングに込められた想いを形にすべく、愛＝ハートをモチーフにしたデザインを制作しました。
愛＝ハート、と発想としては単純かも知れませんが、だからこそ誰にもわかりやすい、説明しやすいロゴとなります。
ただし単純にハートをそのまま描いただけではチープで類似性も高くまた（法人として相応しくないなどの意味で）可愛くなってしまうため、直線で記号的に描き品のある印象にしています。
直線すぎると今度は無機質になってしまうため、少し角を丸くすることで印象を和らげ、温かみもあるイメージにしました。
デザインでは、2つの愛が重なり合って一つになっています。重なっている部分はトーンが濃くなっており、「想いが重なる」「気持ちが通じ強い結びつきとなる」ことを表しました。関わる人たちとの心の繋がりや誠実さを表しています。

●ロゴタイプについて

ロゴタイプ（名称の文字列を表記した書体デザイン）については、マークの存在感を弱めないよう落ち着いてシンプルな、品の良い書体を選択して組み合わせています。
今回の案件では、代表者様が大学に在学中に立ち上げる会社ということから限られた予算の事もあり、ロゴタイプについてはオリジナルではなく既存の書体をそのまま使用し組み合わせています。
しかし「オリジナルで作った」という過程が大事なのではなく、大切なのはロゴ全体のバランスですので、既存の書体ではあっても決して貧相なものではなく、品位と信頼感のあるロゴとなっていると考えています。

2色のピンクを使用しているロゴですが、会社ロゴである以上はモノクロや白抜きでも使用できる展開性やシンプルさは当然の要素とし、普遍性と汎用性の高いデザインを意識して制作しています。