公共工事、主に土木や道路、河川などインフラ関連の工事業を行う会社様のロゴデザインを作成させて頂きました。

歴史のある会社様ですが、これまではロゴを持ってらっしゃらなかった事もあり、今回作成する事で車やヘルメット、作業着や看板など様々なツールにロゴを使用して会社のイメージアップを図りたいとの経緯から作成が始まりました。

使用シーンが幅広く想定されるため、ごくシンプルで汎用性と普遍性が高く、企業らしい信頼感のあるデザインを作成しました。イニシャルのUを二本の太いラインのみで描いた単純な構成のロゴです。単純である事は覚えやすく印象も強く、かつ普遍的だとも言えます。

作成のテーマを考える際、すでに企業ウェブサイトはお持ちだったため拝見したところ、「縁の下の力持ち」という言葉をコピーとして使用されていました。事業内容がインフラに関する工事という事もあり、「街や地域を支える存在」「基盤を支える存在」というテーマを考えました。イニシャルのUをシルエット調に、影を用いて描く事によって、街の発展や成長、人々の暮らしを影となって支えている事＝縁の下の力持ちを表現しています。Uという文字がちょうど二本の線が上に伸びているようなフォルムのため、下で何かをしっかりと支えているようなイメージが出るのではないかと考え作成しました。

ヘルメットなどでも、シンプルでわかりやすく覚えやすい（認知・認識されやすい）ロゴとなっています。