コンサルティングを行う、企業のロゴデザイン制作例です。

1.ロゴデザイン制作のご依頼経緯

まだ起業して間もない会社様です。だからこそ、ロゴを作ってしっかりとしたイメージを持ちたい。という動機からのご依頼です。
規模を大きくしていくわけではないが、信頼できるパートナーとして、温かみと信頼感を出したい、とお考えでした。

2.シンボルマークについて

シンボルマークに関しては、丸を並べただけのごくシンプルな構成のデザインを制作しました。
do=ドゥーとは、行動する事を意味しています。
積極的に行動し、常に前へ。クライアントの目的を達成する、または問題を解決するため、些細な事も難しい事も厭わず動いていく事を意味しています。
また、一人一人のクライアント、一件一件のご依頼と真面目に向き合い、共に歩み発展を支えていくという理念をロゴで象徴するため、
形を整えながら着実に成長していく過程とストーリーを、少し歪ながらも大きくなっていく円によって表しました。
綺麗な円でなく手書き感のあるテイストにする事で、温かみのあるイメージになっています。
色も明るく鮮やかなトーンにし、何でも相談しやすいような雰囲気をアピールしました。

3.ロゴタイプ（書体デザイン）について

名称を表す書体についても、全体的な世界観を壊さないようシンプルなデザインを制作しています。
オリジナルで制作していますが、無駄に特徴をもたせる必要はなく、小文字の丸みを活かした明るく洗練されたデザインにしました。
「do」という言葉の持つ能動的、積極的なイメージやフットワークの軽さを、斜体にする事で表しています。
文字間もスッキリと広めに設定し、伸びやかなデザインにしました。

4.汎用性と普遍性

企業ロゴである以上、汎用性や普遍性も重要な要素です。
色を多めに使用した明るいイメージのデザインですが、形状はごくシンプルなものにする事で、モノクロや白抜きなど
様々な用途で使用しやすいロゴにしています。
円という、単純で身近な図形によって作られた造形は、単純でありながらも覚えやすく、認知や認識を高める事に強い効果があり、
また、流行に影響されず長く使用する事が出来ます。
変化し成長していくような動きとリズムのあるデザインによって、苦境を前向きに乗り越えていくような、ワクワク感のあるロゴにしました。

5.名刺の制作

名刺のデザインも制作を担当させて頂いております。
ロゴ自体はポップなデザインのため、名刺のデザインはシンプルなものにし、砕けすぎず信頼感のあるイメージにしています。
紙についてはマットPP加工（抑えめの光沢感を加えた上品な印象の加工）を施した素材にし、明るいけど企業の名刺として落ち着いた印象もあるものにしました。
記号的なデザインである事から、上の図のように、ロゴを使用して何らかのヴィジュアルにパターンとしての使用も提案しています。