No.018_飲食店の店舗ロゴデザインを筆文字で制作致しました。
ロゴタイプ, 筆文字, ショップ/クリニック, 和風のロゴ実績/2018.01.12
飲食店の筆文字ロゴデザインを作成させて頂きました。
東京にて、肉丼系の料理を食べられるお店です。
最近流行りですが、いわゆるローストビーフ丼もありご飯の上にお肉がたっぷり乗った丼が食べられる…という店舗です(丼以外にもあります)。
当初のご依頼としては、近い内容のお店である「いきなりステーキ」などのような力強い筆文字をイメージしているとのことでした。
そのため荒いタッチの力強い筆文字デザインと、「女性客にも入って欲しい」ということを聞いていたためそれも意識したような、筆文字にこだわらず親近感もあるようなデザインを作成して提案致しました。
また、店名も違うものでした。
うーんちょっとやっぱりタッチが激しすぎる…という事で、もっと柔らかにしたタッチのデザインを再度作成、提案致しました。
初回案よりは近づいたけど、なんかしっくりこないなーと言うようなご感想でした。
丸くはなったけどちょっとその分野暮ったくなったかな?というように思えたので、さらに提案します。
おおよそ下のデザインで進める事で決定しました。
筆文字のデザインは私も専門的な書家というわけではないため、「何となくイメージと違う気がする」というような、ざっくりと漠然としたお客様の感想に対し「なぜ違和感を感じるのか?どういう方向性に近づけるべきなのか?」という点を探り掴み取っていくのが大切なように思います。
さらなるご希望として、赤をアクセントとして使用したいとのこと。
「どれか一文字赤にしたりしたいんだけど、どうかなー。ちょっと全体と合わないかな?」
というようにお悩みでしたが、
「一文字の全体を赤にするのではなく、点や一画分のみなど、部分的に色を変えれば良い具合になると思います」
という提案を会話中に行い、赤を加えた案を提出致しました。
幾つかのバリエーションを提示し、「肉」と「パ」の一部にアクセントの赤を加えることに。
完成です。
このロゴデザインはご使用頂いていたのですが、同一系列内でのお店の統合などの事があり、店名が変更になりました。
そのため同じ書体で新たに作り直しています。