No.027_アウトドアメーカーのシンプルなブランドロゴデザインを制作しました。

主に釣り用アパレルを展開している、アウトドアスポーツ製品のブランドロゴマークを作成させて頂きました。
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【目次】

1.ブランドの概要

「ハイファイブ」とは、いわゆるハイタッチのような、勝利を祝ったりするジェスチャーの事だそうです。
ブランドのイメージとして、「通常のありきたりで地味なものではなく、明るく嬉しくなるような商品」という方向性がありました。
一般的な釣り商品、特にブーツやクーラーバッグなどのようなアイテムは黒や紺一色の渋めのものが多いのですが、メインのカラーはそう言った渋めの色味を使用しつつ、ワンポイントで明るいカラーをアクセントとして取り入れて行く事で、若い人たちにも好まれる、垢抜けた印象を持って頂ける商品を展開して行くというものでした。
メインにはこれまで通りの渋めの色味を使用する事でコンサバティブなものを好む人たちにも受け入れやすく、さらに、もっとライトに釣りを楽しみたい人たちにも向けた商品でもあります。

2.ロゴデザイン制作におけるコンセプト

デザインのイメージとして、テーマとしてはやはり名称の意味を込めたい。
ハイタッチという意味から、「喜び、勝利、楽しさ」と言ったキーワードを考えました。
テイストは、明るく快活に。スポーティ過ぎず親しみやすいもの。
そして多様な商品に様々な使われ方をされる(カラー印刷、モノクロ印刷、刻印、刺繍など)事が想定されるため、
汎用性と普遍性の高いシンプルなデザインを目指しました。
ハイタッチや喜びというワードから、全身で元気よくジャンプしている姿を抽象化して行き、イニシャルのHにもなったデザインを作成しました。
円弧を利用した曲線で角も丸くし、親しみやすいイメージに。
メインカラーはライムグリーンにして明るく爽やかな印象にしました。

3.デザインの提案(イメージ図の制作)

まずは商品として釣り用のブーツを展開して行くお話がありましたので、デザインの提案時にも、ブーツにロゴを入れた時の参考イメージ図を添付して提出致しました。
例えば会社のロゴであれば名刺、お店のロゴであれば看板、建設会社であればヘルメットなど、ロゴは画面上で綺麗に見えることよりも、「実際に使用するシーンの中でどう見えるか」が大切です。
画面上では綺麗に見えるロゴが、印刷すると野暮ったいこともあります。
画面で見たロゴを、実際に使用したらどう見えるか頭の中で普通は想像できないので、実際にイメージ図を作成してご覧頂くのがとても重要になってきます。

4.展開

シンプルで明るい印象の造形のため、背景色にとらわれず使用出来るロゴデザインです。

ロゴデザイン作成後、様々なアイテムに展開して行きました。

 

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