仕事以外のロゴデザイン, ロゴデザイン, ロゴコラム/2017.07.08
大阪にて活動している、アマチュアバンドのロゴデザインを作成させて頂きました。
実は私も参加しており、34歳にして初めてのバンド活動です…笑
自分達のバンドのロゴ。という事で、実績ではなくコラムの「仕事以外のロゴデザイン」として紹介させて頂きます。
今回、バンドのロゴは2種類作成致しました。
まず一つ目は、バンドで演奏する音楽が洋楽ハードロック系のため、そのテイストをズバリ表したデザインです。
リードギターとヴォーカルが好きな某バンドのイメージを元にしたデザインです。(今回は商用ではないため、オマージュやパロディ的要素を含んだロゴになっています。)ロゴというか、イラストと言った方が正しいかも知れません。
普段の仕事ではあまり作らないような、たくさんのパーツを組み合わせたデザインとなりました。全てのパーツについて、一つ一つ一から描き起こしています。(特にギターやジャズベースはリアルなイラストを作るのが大変でした…笑)
中央のドクロや銃痕で、演奏する曲を示唆しています。ギターとベースは、実際にメンバーが使用しているモデルをイラストにしています。
ギター、ベース、マイク、鉢と、メンバーが使用する楽器を入れてバンドらしい雰囲気と結束を。
ヴォーカルがニュージーランド出身という事もあり、マイクの背景にはニュージーランドを象徴するシルバーファーンを描きました。
上部左右の花は梅です。調べたところ大阪の花の一つとして梅も選定されているらしく、ニュージーランドと大阪の結束、というような意味合いを
込めています。
このロゴについては、ライブ告知ポスターのデザインにも採用しています。ライブポスターのデザインも、制作致しました。
このポスターのデザインは、現在制作中のTシャツにも入れています。Tシャツの背中に、このポスターのデザインをそのまま大きく入れました(ヴォーカルのアイデアです)。
背面が派手なTシャツのため、表面はシンプルにしたい…という意見がメンバーがあり、表面についてはワンポイント程度のデザインを制作致しました。そこで、いわゆるブランドTシャツのようなイメージで、派手すぎないロゴを作成致しました。
こちらのロゴについては、バンドイニシャルのGとギターを組み合わせたシンプルなデザインです。
胸元にワンポイントで入れ、垢抜けた印象に致しました。
ヴォーカルのみ、前面のデザインを別のものにしています。楽器隊のメンバーは前面を控えめにし、ヴォーカルを少しインパクトのあるデザインにしてバンドの中でもメリハリをつけました。ポスターに使用している、バンド名を描いたフォントを斜めに大きく入れたデザインです。
バンドやライブのためにTシャツを制作する…とは言っても、フルカラーで両面印刷する事が出来て、納期にも間に合いなおかつ値段も高すぎない…というようなサービスサイトを探すのも大変でした。我ながら、メンバー内にデザイナーがいると、デザインの制作から実物の発注まで自分達で行う事ができ、便利だなーと思ってしまいました。やっぱり今回のようにきちんとしたロゴを作ったりポスターを作ったりシャツを作ったりすると、バンドに対する愛着や気合が違うように思います。
また、自分がこういった形で音楽に関わる事で、他にもバンドを活動している人たちに、デザイン面などで何かサポートしたり応援したりしたい気持ちになりました。プロのミュージシャンはもちろんのこと、アマチュアとは言え、デザインにも力を入れるのはオススメです。
Tシャツの実物が到着するのが楽しみです!